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「次世代サーチエンジン講演にて2」(2007年11月16日)

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ここ最近、更新しないブログのキャッシュがどんどん消えています。
作成後半年以内のブログに多い傾向です。
グーグルに顕著ですね。
作ったばかりで記事が5個程度しかないブログなどは、1ヶ月もあれば消えています。

キャッシュが消える、つまり世の中にそのブログが存在しないこととイコールです。
そんな検索エンジンの高性能化をさらに目の当たりにした、11月1日に京都大学で開催された次世代情報サーチに関するワークショップの続編です。

「次世代サーチエンジン講演にて2」

>次回以降は、このトラストランクを高めるという視点で、研究発表のあったものを中心に
>今後のサイト運営のあり方を考えていこうと思います。

前々回、ここで終わっていましたよね?続き行きます。

ますます信頼性が大切になってくる

現在の検索エンジンのランキング付けの基準は、ページとキーワードとの「関連性」です。
「関連性」がもっとも重視されているということはグーグルの村上社長も言われていました。
まあ、すごく抽象的な表現なので、これが重要だと分かったからと言って、すぐに検索エンジン対策が出来るものではありませんが。。。

検索エンジンに関する調査の中で気になるところを抜粋していくと、将来のあるべき検索エンジンの姿が浮かび上がってきます。
この中で次世代の検索エンジンに利用者が一番期待していることって何だと思いますか?

検索エンジンは、利用者は現在の関連性に基づくランキングから、さらに進んだ新しいランキング手法を望んでいます。
それは信用性や日時、被閲覧回数などによるランキングであるという事実です。
アンケート結果を抜粋します。

○検索エンジンに期待すること

1.信用性・信憑性(41人)
2.被閲覧回数(40人)
3.新しさ・更新日時(24人)
4.検索キーワードとの関連度(31人)
5.第三者機関や閲覧者(検索利用者も含む)による投票・評価
(商品の評価や組織の評価のようなもの)(12人)
出典: 京都大学「情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究 [支援班]」より。

関連性が4位に来ていますね。
それ以外はほぼ全てにおいて信頼性が重視されているということがお分かりだと思います。
2位は、多くの人が見ているという社会的・相対的な信頼性。
3位は、情報鮮度による信頼性。
5位は、有識者・オンブズマンのような監視機関による信頼性。

ここでの信頼性は、サイト管理人の名前を出す、経歴や写真を出すといった次元の信頼性ではありません。
身元等の開示次元は今後、全て信頼性の元となる「前提」に過ぎなくなると思われます。

検索結果のランキングのサイト名とURL、説明文の横に、例えば

★信頼度 35点
★キーワードに関する網羅性 20点
★平均閲覧ページ数 1.3ページ

☆信頼度 95点
☆キーワードに関する網羅性 80点
☆平均閲覧ページ数 6.3ページ

という結果が公開されていたら利用者はどういう行動を取るでしょうか?
たとえ順位が下でも、☆のサイトを見る確率が非常に高いと思われます。
こういったものを検索結果のサイトの横に併記させる程度の技術はすでにあるようです。
技術はあっても、実際の運用レベルでの問題が山積みだと思われますので、導入するとしても当分先になるかと思います。

ロングテールの脚光(グーグルのページランクアルゴリズムの功績が大きい)により個人サイトでも十分戦えているのが2004年〜2007年現在だと思います。
しかし、検索エンジン側で上述のように信頼性の情報が仮に検索結果の横に表示されるようなことになると、従来の資本主義を打ち破ったロングテールが、再び大資本に飲み込まれることもあり得ると考えています。

一般的に個人サイトの信頼性は「低」です。

情報にお金をかけることの出来る会社が信頼も勝ち取っていきます。
前述のロングテールになるべきキャッシュページもどんどん無くなって行きます。
個人でウェブサイトを運営しているあなたならこれにどう立ち向かいますか?
ロングテールの次世代において小資本が大資本に勝つ方法をどう考えますか?

【編集後記】

一生懸命制作したサイトがすぐに検索されないのは普通のことです。
検索エンジンにはエイジングフィルタというものがあり、新しいドメインは6ヶ月程度上位表示されないという機能があります。
この期間をいかに乗り切るかが大切です。
我慢してコツコツコンテンツ作りをした人が勝ちます。

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