11月1日に京都大学で次世代情報サーチに関するワークショップが開催されました。
グーグル副社長の村上憲朗氏の講演も聞いてきました。
パネルディスカッションも含めて4時間半にも及ぶ長いワークショップでしたが、かなりの収穫がありました。
今回から少しずつ内容をお話していきますね。
検索エンジンは現在、グーグルを始めとしたページ検索が大勢を占めています。
検索窓に入力したキーワードに見合った検索結果がページ単位で返される仕組みですよね。
これが近い将来大きく変わりそうです。
例えば「豊臣秀吉」で検索します。
現在はもっとも「豊臣秀吉」に関連性の高い順に検索結果が並べられます。
次世代サーチエンジン(研究所レベルではすでに実用できるレベルです)ではひとつの例として、「豊臣秀吉」に関連する情報を検索エンジンの方でまとめて、自動的に関連するページから年表を検索結果として返したり、好ましい検索結果を利用者ごとにカスタマイズできたりするようなものになりそうです。
これはあくまで一例です。
情報を2次加工するということではなく、信頼性の高い1次情報だけを利用者の特性に合わせて並べ替えるというような感じです。
そういう意味では、今の検索結果からもう一歩踏み込んで本当に見たい目的の情報を絞り込むところまで検索エンジン側でやってくれるようになりそうです。
その取り込むときに一番大事なのは情報の信頼性ですよね。
近い将来、これに大きなメスが入りそうな予感がします。
アンケート調査ではすでに利用者はホームページの信用性を重視する傾向がかなり高まっています。
誰が作っているか分からない、情報の出所が不明、スパムサイトなど、そういったサイトは今後ますます運営が厳しくなりそうです。
すでに検索エンジン側は信頼性に高い評価を与えています。
グーグルにはページランクというものがあるのですが、検索エンジンの順位決定指標にはもはや影響は小さくなっているということはご存知ですよね?
つまり、ページランクアップ目的の自前サイト・ブログによる被リンク獲得や、高ページランクサイトのリンク購入などによる検索順位操作行為の横行により、ページランク重視のアルゴリズムは、現在はトラストランク重視のアルゴリズムに置き換わっています。
トラストランクを高める行動というものが今後望まれます。
次回以降は、このトラストランクを高めるという視点で、研究発表のあったものを中心に今後のサイト運営のあり方を考えていこうと思います。
コンサルティング業務では実際にお客様とのお話の中で、ウェブサイト運営について困ったこと、悩み事など、いろいろなことに直面します。メルマガでは、その実務的な内容をお伝えしていきます。